
千葉県袖ケ浦市、袖ケ浦駅前に建築中のモデルハウスはウェッジホームの新しいグレード「リスタ&アティック」。
「リスタ」はリスタート、「アティック」は屋根裏部屋の意味です。
現在注目されている健康建材「漆喰(しっくい)」はウイルスの不活化やカビの抑制など居住空間の空気をクリーンに保ちます。
無垢材の導入により化学物質を含む加工された建材と違いシックハウス症候群になりにくい健康住宅を実現。
さらにキッチンまわりの動線や2階通路の家事が楽しくなるスペースなど機能性も重視された住宅です。
子育て夫婦やお年寄りにもやさしい作りのセミオーダータイプの住宅は「健康面」はもちろん、「耐震」や「使い勝手の良さ」にも配慮。
その上「駅近物件」なので通勤通学に非常に便利です。

2020年6月下旬に千葉県袖ケ浦市のモデルハウスが完成いたしました!こちらの記事では基礎工事から完成にいたるまでの流れをご覧いただけます。
※「広報担当」は建築初心者です。これから家を建てようとお考えの方と同じ目線で取材しています。
イベントなどの最新情報は当サイト、当社Twitterからご確認ください。
- 子育て夫婦の住み良い環境
- 屋根裏部屋のある生活
- 耐震、健康住宅へのこだわり
- モデルハウスが建てられる流れ
- 建築途中の住宅のチェックポイント
- ウェッジホームのイベント情報
- 千葉県袖ケ浦市内の施工例
モデルハウスが完成するまでの流れ


モデルハウスはこちらの図のような流れで進んでいます。モデルハウス完成見学会などで利用した後はご購入いただいたお客様へお引渡しとなります。
地盤調査:「袖ケ浦駅前」エリア

(プライバシー保護のため画像の一部を加工しています。)

当社ではスウェーデン式サウンディング試験で地盤調査を行っています。

ちょっと難しそうですね。。。

スウェーデン式サウンディング試験とは鉄の杭に荷重を加えて杭がどれだけ地中に貫入するかを測ります。
また貫入が止まった後は回転を加えてさらに地中にねじ込み25㎝ねじ込むのに必要な回転数を測定しその結果を元に地盤の強度を判断します。

なるほど。鉄の杭が貫入(つきぬいて中に入ること)することで地盤の締り具合や強さがわかるんですね!
現在、戸建て住宅の地盤調査の多くに「スウェーデン式サウンディング試験」が採用されています。
基礎:ベタ基礎と配筋


当社の基礎はベタ基礎になります。配筋などが見どころです 。

「配筋」は画像上部(画像①)の鉄筋の部分ですね。基礎の鉄筋はすぐにコンクリートで埋められてしまうので、貴重ですね。
径九ミリメートル以上の鉄筋を縦横に三十センチメートル以 下の間隔で配置したものとすること。
国土交通省:「建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件」

見どころはこの点ですね!今回のモデルハウスでは15センチメートルなので基準の半分。その分強いというわけです。
木造住宅の場合「ベタ基礎」が一般的。もし鉄筋(配筋)を見られる機会があれば「間隔」に注目してみましょう。
上棟式と一日の作業


「上棟式」当日の様子ですね。画像①はまだ基礎の段階です。

(画像②)四隅にお神酒、米、塩を置いていくのが習わしです。

昔ながらの手法は健康な住宅の工法だけではなく、こういった習慣も守ってるんですね。

上棟式ってなぜ「上棟(じょうとう)」って言うんですか?

上棟は「屋根の棟木を上げる」ことから来ています。
(※棟木は屋根を形作る三角の部分です。)

なるほど!屋根がついてはじめて「家」って感じがしますね。

上棟式ではその棟木のところに「五色の旗(ごしきのはた)」を立てる場合もあるんですよ。

こいのぼりの一番上にあるような色彩のものですよね。確かに見たことあります。
画像④の山積みにされた木材が上棟式後に組み立てられていきます。
無垢の木で作る健康住宅の骨組み


(画像①)電線にあたらないように慎重に建材をおろしてますね。
画像②のようにニョキニョキと柱がたてられていきます。

縦の力に強いので柱には「ヒノキ(檜)」。横の力に強い「ベイマツ(米松)」を使用しています。
どちらも“無垢材”です。

”無垢材”は接着剤を使用しない丸太から切り出した建材ですよね。
この点、健康にも配慮されています。


画像③④は1日弱での作業でした。早いですね!
職人さん、ワンチームで手際よく作業されていましたが、手順とかわからなくなったりしないんですか?

組み合わせる形や要所要所の手順というのは経験から身についているんですよ。

なるほど!この組み立て作業は見ていて飽きないですね。
外装と内装によって見えなくなってしまう構造部分に“無垢材”など健康に配慮された建材が使用されているか確認しましょう。
耐震構造の要「ブレースリー」


シマシマの波線が特徴的な筋交い(柱の間に斜めに取り付ける建材)『ブレースリー』です。
制震+耐震が望め、アルミだから錆びにくいメリットがあります。

このアルミは新幹線にも使われてるんですよ。
しかも耐力壁としての性能評価を受けて、国土交通大臣認定のお墨付きです。

なるほど!それなら品質への信頼と安全性はしっかりしてますね!

そうです。それが「ブレースリー」なんです。

制震、耐震、免震には「エアー断震」など種類がありますが、コスト面や全体のバランスなど総合的に見て今回は「ブレースリー」を採用しています。
地震対策には様々な種類があるので、強さのみの判断基準ではなく、コスト面や全体的なバランスなどを総合的に判断して検討する。
ブレースリーの詳しい資料
資料のご提供:日軽金アクト株式会社様「ブレースリー」紹介ページ
完成まであとわずか!細部へのこだわり


外壁ができると仕上がってきた!っていう感じがしますね。
②の画像でところどころ漆喰が塗られているのは何故ですか?

漆喰を塗る前の処理として行っています。
こちらを行うかどうかで仕上がりが違うんですよ。

そうなんですね!こちらの漆喰は「オリジナル無添加漆喰」なのですか?

もちろんです!
部分的なクロスと漆喰の存在感


2階の子供部屋ですね。断熱材はどういったものを使用してるんですか?

旭ファイバーグラスの「アクリアネクスト」という商品で 断熱等性能等級4相当のものになります。
参考資料:旭ファイバーグラス株式会社 高性能断熱材「アクリアネクスト」

日本で初めてシックハウス症候群の原因となる「ホルムアルデヒド」を含まない断熱材なんですね!やはり健康面に配慮されていますね。

③の画像は子供部屋を想定していますが、この空間なら「テレワーク」でも使えそうです。

確かにZOOM会議で背景を変えたい時など、こちらのクロスならクロマキーとしても使えそうですね!
健康面に配慮された住宅かどうか判断するためには断熱材や漆喰の種類にも目を向けてみる。
トイレやお風呂などの水回り完成!家事が楽しくなる2階通路


内装もかなりできてきました。1階のトイレとお風呂(画像①②)は割とシックな作りです。
階段(画像③)はナチュラルな木目と漆喰、爽やかなカラーのクロスでとても明るく感じますね。

④の2階通路は比較的広く感じる空間ですね。

奥様がお子様の雰囲気を感じながら木製の作業台でアイロンがけなどのちょっとした作業がしやすいような作りにしました。
明るい子供部屋と落ち着いた寝室


①の子供部屋も完成しました!奥ではもう一室ある子供部屋に続くドアがあります。

②は落ち着いた雰囲気の寝室。部屋によって様々な工夫が施されているので飽きがこない住まい方ができそうです。

子供部屋のクローゼットと寝室のウォークインクローゼット内は「漆喰仕上げ」になっています。調湿された空間なのでカビなどが発生しにくくなりますよ。

なるほど。漆喰は健康面だけではなく、衣類や家具などの保存にも有用ということですね。
家事や実際に居住した際にどのように動くのかを考えながらチェックしていくと良いでしょう。また収納内の建材についても配慮されているかどうかも重要。
屋根裏部屋はかなりの大容量!遊び心も


①の屋根裏部屋への階段ですが、屋根裏部屋と聞くとはしごなどで行くイメージですが、これなら安全ですね。
②「屋根裏」なので狭いかと思いきや14畳以上もある大容量!

②の屋根裏部屋(小屋裏と表現する時もあります。)は季節物家電や衣替えの時に大いに活用してほしいですね。
他の部屋で利用したクロスを部分的に屋根裏部屋でも使用しています。(画像③④)

④はちょっとした空間になっているので「ここには子供の冬物を」みたいになるかもしれないですね。
屋根裏部屋など収納、居住空間として検討している場合、実物を見てから規模感などを把握してから検討することが重要。
袖ヶ浦モデルハウス、完成。


モデルハウスの完成です!
漆喰や無垢材など健康面だけではなく、1階のリビング、キッチン、階段まわりにいたるまでの動線設計や2階通路の動きやすさなど、機能性にも優れている点が良いですね。

構造見学会や完成見学会を何回か開催しましたが「漆喰や無垢材の家が見たい!」というこだわりのあるお客様もいらっしゃいましたのでありがたかったです。

やはり実際にこれから家づくりを検討されている方の視点が設計に盛り込まれているとモデルハウスも見やすくなりますね。
“セミオーダータイプ”の注文住宅:リスタ&アティックの特徴
ここまで千葉県袖ケ浦市に完成したセミオーダータイプの注文住宅『リスタ&アティック』についてお知らせしました。
実際に建築されているモデルハウスの途中経過を都度確認するのは難しいと思いますが、今回の特集では普段見ることのできない部分も公開しました。
・基礎と配筋:地盤調査後に基礎工事を行います。基準よりも厳しい水準で配筋。しっかりした“家の土台”を作ります。
・無垢材の構造:縦の力に強い「檜(ヒノキ)」と横の力に強い「米松(ベイマツ)」を使用。化学物質を含まない建材は見えないところからの空気汚染もないため健康面で有用です。
・耐震性:耐震用の筋交い『ブレースリー』の導入。国土交通大臣認定の「耐力壁」。錆びにくいアルミ材は繰り返しの地震に強いのが特徴。
・漆喰(しっくい)と選べるクロス:リスタ&アティックでは各部屋の一面部分のクロス(壁紙)を自由にお選びいただけます。
また現在大変注目されている「漆喰」は調湿、防カビなどにも有用なため、リビングなどにはもちろん、クローゼットやトイレの内装にも活用しています。
・豊富なニッチ(飾り棚):モデルハウスの各所に設けられたニッチ(壁にくぼみを作る形の飾り棚)によりご家族の思い出写真やちょっとした日用品など使い方は自由。住まいにちょっとした彩を加えられます。
・ナチュラルな生活動線:一階の玄関からリビング、キッチンから階段、ゆとりある二階通路など機能性の高い生活動線を計算しているため、違和感がない自然な動線を実現しています。
・大容量の小屋裏(屋根裏)部屋:はしごではなく階段で上がるタイプの小屋裏部屋は単に収納にしておくのはもったいないくらいの大容量(14畳以上!)。季節家電はもちろん、集中して作業したい時のテレワークスペースとしても活用できます。
『リスタ&アティック』はウェッジホームが子育てをされるご夫婦やそのご家族のことをイメージした新しいグレードの注文住宅です。
外観など飽きのこないデザインや見えない部分の無垢材の活用、適材適所に導入した漆喰などの健康面。住んでみないとわからない生活動線の設計などを提案させていただきます。
セミオーダータイプの注文住宅のため、クロス選びやニッチの場所など自由度高くご相談いただける面もありますので、これからの家づくりの検討材料のひとつとして加えていただけると嬉しいです。